ハンドメイド作家のショップカードの作り方!名刺は必要?

ハンドメイド作家として活動をしていると、ショップカードや名刺を作った方がいいのか迷うことがありますよね。この記事ではハンドメイド作家にとってショップカードや名刺を作るメリットや違い、作り方などを詳しく解説します。

目次

ハンドメイド作家にとってのショップカードとは

ハンドメイドのショップカードとは、お店のことを紹介するためのものです。実店舗であればお店の名前や住所など、オンラインショップであればお店のURLやSNSアカウントなどを記載します。作家個人というよりは、お店のことを知ってもらいたい!というときにはショップカードが最適です。

ハンドメイド作家がショップカードを作るメリット

  • お店のPRができる
  • 販売に直接つながる可能性
  • 作家の個人情報を書く必要がない

お店のことを知ってもらうためのショップカードには作家の個人情報を書く必要がないので、匿名で活動したい方や、複数の作家が集まって活動している場合などにも便利です。

ハンドメイド作家にとっての名刺とは

ハンドメイドの名刺とは、作家個人のことを紹介するためのものです。自分の名前や連絡先、個人のSNSアカウントなどを記載しておくことで、取引先や作家さん同士のコミュニケーションに役立ちます。作家としてビジネスを展開していきたい、取得している資格や技術をPRしたい、というときに名刺があると便利です。

ハンドメイド作家が名刺を作るメリット

  • ビジネスのチャンスにつながる可能性
  • 自身の活動や肩書きをPRできる
  • 作家個人として自立した活動ができる。

ハンドメイドのイベントや講習などに参加した際、講師や他の作家さんと名刺交換ができるので、今後のビジネスにつながる可能性が広がります。作家として自立して活動をしていきたいという方には名刺がおすすめです。 

ハンドメイド作家はショップカードと名刺どちらを作るべき?

ショップカードがおすすめの人
  • お店の認知度を上げたい
  • 直接作品の販売につなげたい
  • 個人名や作家名を出したくない
 名刺がおすすめの人
  • 作家名の認知度を上げたい
  • 対面での販売や活動をしている
  • 営業やビジネスにつなげたい

ハンドメイド作家にとって、ショップカードはあくまでもお店のPRが目的になり、名刺は作家自身のPRになります。そのため、自分がどのように活動していきたいかという視点で作るのがおすすめです。

また、活動の状況によっては両方作っておくのも良いでしょう。例えばショップカードは商品と一緒にお届けするために準備しておき、名刺は実際にお会いする人がいた場合に手渡しするなど、用途を分けておくのもおすすめです。

ショップカードや名刺に明確な決まりはないですが、持っておいて損はないので、最終的には自分の活動に合わせて準備しておくことが大切です。

ハンドメイドのショップカードや名刺の作り方

 ハンドメイドのショップカードや名刺を作る際には、自分で作る方法や、ツールの活用、印刷会社へ依頼する方法などがあります。

自分でデザインする

ショップカードや名刺のデザインに関する知識や経験があり、なおかつプリンターがある場合は自宅で作成できますillustratorやWordなどを活用して、お店や作品に合ったものを作成してみましょう。ただし、難易度は高いので初心者の方には少しハードルが高くなります。

デザインツールを利用する

デザインに関する知識がない方でもテンプレートを活用してショップカードや名刺を作れるデザインツールを活用する方法もおすすめです。例えばcanvaやPromeoなどのツールは、初心者の方でも簡単におしゃれなデザインを作ることができます。無料で使えるサービスもあるので、自分が使いやすいツールを探してみてください。

プロや印刷会社へ依頼する

自宅にプリンターがない場合や、デザインを一から任せたい場合には、プロや印刷会社に依頼をするのもおすすめの方法です。手間がかからずクオリティの高いものを作成できますが、費用は高くなる可能性があるので、事前に予算を決めておくようにしましょう。

ハンドメイドのショップカードや名刺に記載すべきこと

ショップ名や作家名

ハンドメイド販売や制作の活動をしている作家名、ショップ名は必ずショップカードや名刺に記載しておきましょう。読みづらい名前の場合はふりがなを振っておくと、覚えてもらいやすくなります。

SNSアカウント名

ショップカードと名刺どちらにも、InstagramやFacebookなどで発信をしている場合は、SNSのアカウント名も忘れずに記載しておきましょう。個人でも多くの方がSNSを利用しているので、より広く活動や作品を知ってもらえるきっかけになります。

QRコード

SNSや販売ショップによりアクセスしやすくなるQRコードはぜひ記載しておきたい内容のひとつです。QRコードは無料ツールで簡単に作れるので、有効に活用してみましょう。

連絡先

特に名刺を作成する場合は、作家のメールアドレスや電話番号などを記載しておくのがおすすめです。あとから仕事や制作の依頼を受けるチャンスを逃さないためにも、確実につながる連絡先を記載しておきましょう。

資格や経歴

資格や経歴なども、名刺に記載しておきたい内容のひとつ。ハンドメイドに関する資格はたくさんあるので、取得しているものや、職歴や実績でPRしたい内容があれば記載しておくのがおすすめです。

コンセプトやブランドのロゴ

ショップカードを作成する場合は、お店のコンセプトを簡単に記載しておくとよいPRになります。また、名刺を作成する場合も、自身のブランドやショップのロゴなどを記載しておけば、活動の一環として有効にPRすることができます

ハンドメイド作家のショップカードや名刺以外のPR方法

ハンドメイド作家にとって、お店や活動を広めるための方法はショップカードや名刺だけではありません。自身の活動に合わせて色々な方法を検討してみましょう。

パンフレット

パンフレットとは、お店の紹介をするショップカードと違い、主に商品を掲載するものです。直接販売につなげたいという意図が明確な場合は、ショップカードよりもパンフレットの方が商品をよりクローズアップして紹介できます。

割引チケット

作品を発送する際に同梱したり、リピーターの方に限定で発行したり、割引チケットを作成してみるのもおすすめです。ショップカードや名刺と比べて受け取る側にメリットがあるため、長期間自宅で保管してくれる可能性が高くなります。お店の名前やURLなども記載しておくと良いでしょう。

ハンドメイド作家はシーンに合わせてショップカードや名刺を活用しよう!

ショップカードや名刺はハンドメイド活動をする方にとってとても便利なアイテムです。必ず必要なものではありませんが、作っておくと役立つことも多いはず。明確なルールはないので、お好きなデザインで作成するのが良いでしょう。

ショップカードや名刺は、商品と一緒にお届けしたり、実際に出会ったお客様や作家同士、取引先に渡したり、知り合いのカフェや美容室などの実店舗に置いてもらったり、色々なシーンで活用できます。

ぜひ自身の活動に合わせて、ショップカードや名刺を有効に活用してみてください。

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