ハンドメイド・アート・クラフト業界には、資格講座やスキルを学べる協会がたくさんあるのをご存知でしょうか?「私の好き」がライフワークになる一生涯の学びコミュニティ”Craftieカレッジ”では、人気の講座や協会を順次ご紹介しています♪
今回お話をお聞きしたのは、一般社団法人日本アイシングクッキー協会理事 竹林さんです。日本アイシングクッキー協会では、見た目の可愛さはもちろんのこと、安全や美味しさにもこだわって活動をされているようです。そんなアイシングクッキーの魅力や、協会設立の経緯、おすすめの講座について伺いました。
人生の転機に訪れたアイシングクッキーとの出会い
- Q1:日本アイシングクッキー協会の設立経緯について教えてください。
元々は女性の留学をお手伝いする事業や、ブライダルアイテムの輸入販売を手掛けていましたが、結婚を機に関西へ引っ越し、知人がいないままに出産・育児が始まりました。知らない土地で社会と切り離されたような孤独感を感じていた頃、後に当協会の理事となる高校の同級生だった後藤と再会し、彼女が得意としていたアイシングクッキーに出会います。
後藤もわたしと同じように結婚を機に関西に引っ越しをして、知り合いがいない中での生活の心細さや孤独感に深く共感し合いました。自分たちと同じように結婚等で引っ越しをして環境が変わった女性や、妊娠・出産を機に仕事を辞めるなどして社会との繋がりが少なくなった女性に、アイシングクッキーをきっかけに社会との繋がりや自分の居場所を作ってもらえたら...という思いが芽生え、協会の設立に至りました。
カラフルでかわいいアイシングクッキーのように、ひとりでも多くの女性の人生がカラフルになったらいいな、という思いで、2014年から活動をスタートしています。
- Q2:竹林さんがお考えになる、アイシングクッキーならではの魅力はどんなところでしょうか。
一般的には食べ物としての美味しさ、見た目の可愛さがよく言われますね。色も形も自由に表現しやすいので、小さいものから大きいものまで自分の伝えたい思いを忠実に形にして、ダイレクトにメッセージを表現できます。また、ホールケーキなど他のお菓子と比べて日持ちしますし、持ち運びが楽で発送もできるのが便利です。
当協会としてはそれに加えて、食べ物であることを大事にしたいという思いがあります。味が美味しいのはもちろんですが、子供に安心して食べさせることができるようにマーガリンではなくバターを使ったり、合成着色料ではなく自然の着色料を使ったりしています。また、アレルギー対応もしており、卵・小麦・乳製品を使わずに作れるレシピもあるなど、一人でも多くの方に届けられるものにしています。
基礎から応用まで学べる!日本アイシングクッキー協会のおすすめ講座
- Q3:日本アイシングクッキー協会では、どんな講座が開催されていますか?
コースとしては基礎から応用までをバランスよく学ぶコース、合成着色料・卵・乳製品・小麦不使用で作るナチュラルなコース、気軽な通信のコース、通信の後にもっと学びたい人向けのステップアップコースと4コースあります。
対面と通信どちらでもお選びいただけて、認定講師になるとレッスンを開催することも可能です。認定講座が開ける「認定インストラクター」になるには、アイシングクッキーの課題を発送していただき、実物を審査していきます。決して合格率は高くないのですが、試験料は1回目のみいただくシステムですので、技術を習得できるまで安心して取り組んでいただけます。また、会員システムもありますので、ご希望の方には協会から材料が買えたり、お仕事の紹介(講師業や制作)があったり、アイシングクッキー関連の交流イベントに参加することもできます。
- Q4:ご活躍されている会員様の状況について教えてください。
活躍していらっしゃる方が多くて迷いますが、特に紹介したい会員様が3名います。 3名とも、日本アイシングクッキー協会のホームページで紹介しているトップインストラクターです。
1人目は、運営側として本部でもご活躍のまゆみ先生です。協会設立当初からのお付き合いとなり、今では協会の運営本部のスタッフとしても欠かせない存在です。
2人目はアトリエ主宰されている、かおり先生です。販売を多数行い、ファンも多数おられます。認定講座も数多く開催されており、アイシングクッキーを本業としてレッスンと販売の両方面にご活躍で、メディアからの取材も多数受けておられます。
3人目は製作・販売をメインにご活躍中のちあき先生です。10年前に1期生として講座を受講された際には初心者さんだったのですが、この10年コツコツと作り続けてどんどん上達され、企業からのノベルティの依頼も多く受注されている「努力」と「継続」の人です。3名とも一緒に協会を盛り上げてくださる頼もしいメンバーで、私自身もその存在に支えられたり力をもらったりしています。
その他にも、個人として企業からの依頼を多く受けている方もおり、副業から本業へとシフトされた方も多くいらっしゃいます。
- Q5:これから入会を検討する方へのメッセージをお願いします。
人生にアイシングクッキーはあってもなくても困らないものです。けれど、「あってよかった!」というお声が非常に多いです。仲間ができたり、仕事や育児に忙しい中でも自分としての時間を持てたりと、人生の彩りを与えてくれる存在です。自分への喜びになるのはもちろん、プレゼントしても人に喜ばれます。そんな誰かを思って作ったものが、喜んでもらえる幸せを一緒に感じてほしいですね。「これから先、幸せが増えるかも!」という気持ちで、深く考えずに、気楽に始めてもらいたいと思います。
気軽に始められる通信が、まずはおすすめです。当協会は値段を安く設定できていますが、しっかりとプロが監修しています。協会としてサポートも続けていきますので安心感を持って続けることも可能ですよ。ぜひ作ってみてほしいです。
一般社団法人日本アイシングクッキー協会 代表理事竹林舞依
イギリス・ポーランドでの留学、就労経験を経て25 歳で起業。3児の母。女性留学支援やブライダルアイテムの輸入など女性の人生の転機となるイベントに携わる事業を手掛ける。内閣府共催 J300京都アンバサダー(2015〜2019)
協会HP:https://www.icingcookies.org/
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