ハンドメイド・アート・クラフト業界には、資格講座やスキルを学べる協会がたくさんあるのをご存知でしょうか？「私の好き」がライフワークになる一生涯の学びコミュニティ”Craftieカレッジ”では、人気の講座や協会を順次ご紹介しています♪
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今回お話をお聞きしたのは、株式会社ポピーが運営するディスプレイの専門スクール「JDCA（ジャパンディスプレイクリエイターアカデミー）」の山口さん、国内最大級のディスプレイ卸売ショップ「横浜ディスプレイミュージアム」の佐伯さんです。
JDCA と横浜ディスプレイミュージアムは連携しており、学びからアイテムの購入までをしっかりバックアップしてくれます。ハンドメイド作家さんにとっても気になる、ディスプレイの人気講座や連携の魅力について詳しく伺いました。
ディスプレイに特化したJDCA と横浜ディスプレイミュージアムの魅力
- Q１：はじめに、横浜ディスプレイミュージアムとJDCA の運営内容や特徴について教えてください。
佐伯さん： 横浜ディスプレイミュージアムは国内最大級のディスプレイ・デコレーションアイテム専門店として、アーティフィシャルフラワー（造花）、フェイクグリーン、輸入雑貨などを、業者様だけでなく一般の方への販売を行っています。
ものを売るだけでなく「体験型」というテーマがあり、ディスプレイしているものを実際に見ながら購入できるのが大きな特徴です。 埼玉に支店、国内4か所にパートナーショップがございますが、敷地面積約3,000平米の横浜本店はその中でも規模が大きいことが特徴です。
1階と2階の2 フロアに分かれており、1階はスタイル別のコーディネート空間で国内外200社以上から仕入れるディスプレイアイテムを取り揃え、2階はディスプレイに必要な資材売り場となっており、ハンドメイド好きな方にとっても多様なアイデアやヒントを見つけられる空間になっています。
山口さん：JDCAは2015年で20周年を迎えるディスプレイに特化したアカデミーです。当初は店舗の装飾ができるための専門スクールというところから始まり、現在では住空間やライフスタイル、フラワーディスプレイなどを幅広く学べるアカデミーとして、多くの方にディスプレイの楽しさを学んでいただいております。
横浜ディスプレイミュージアムと連携していることもあり、JDCAのようにディスプレイに特化したスクールは世の中にあまりなく、新幹線や飛行機で遠方から通われる方も少なくありません。
- Q２：JDCA と横浜ディスプレイミュージアムが連携しているメリットはどんなところでしょうか。
山口さん：JDCAの開校20年の中で、ディスプレイは時代と共に流行りがあり、毎年少しずつカスタマイズしております。横浜ディスプレイミュージアムと連携をすることで常に最新のトレンドを取り入れながら、定期的に講座内容の更新をしているのは、JDCAならではのメリットです。
ディスプレイコーディネーターやフラワーコーディネイターなどディスプレイに関する職業はもちろん、ハンドメイド作家さんにとっても常にトレンドや流行のアイテム、見せ方などを学ぶことができます。JDCA の卒業生の方に、ミュージアム内のディスプレイのお願いをすることもあります。
佐伯さん：JDCAを卒業された方は、会員価格にて横浜ディスプレイミュージアムで仕入れができるのもメリットです。卒業後スムーズにお仕事として活躍できるよう、会員には年会費がなく無料で登録をしていただき、プロデューサーやコーディネーターとしてのキャリアをバックアップしております。
たくさんのアイテムが揃う横浜ディスプレイミュージアムと卒業後も関わりを持ち続けることができるのは、他にはない強みだと思います。
コーディネーターから作家さんまで。幅広く学べるJDCA の人気講座
- Q３：JDCA で学べることや、取得できる資格、カリキュラムの特徴について教えてください。
山口さん： 基礎からスペシャリストまで、段階的に学べる3ステップになっています。
初心者の方や基礎から学びたい方には1日完結型の「ベーシックコース」から始めるのがおすすめです。ベーシックコースで基礎を学んだ後は、空間演出に活かすためのテクニックを習得できる「スペシャリストコース」、ディスプレイクリエイターとしてのトータルワークを習得できる「プロフェッショナル育成コース」に進むこともできます。
プロフェッショナル育成コースでは、規定の修了基準に達した方へJDCAから「ディスプレイクリエイター」の認定証と認定番号を発行しております。クリエイターの肩書きはディスプレイに関する知識や経験の証明となり、企業様も価値を感じでいただいているため、卒業後の活動や就職に大変有利になります。
JDCA では「初心者だけどディスプレイを学びたい」「ディスプレイを仕事にしたい」など、様々な目的に応じて学んでいただけるよう、気になるコースを自由にカスタマイズして学ぶこともできます。遠方の方はオンラインも併用しながら学べるので、窓口は時代に合わせて広がっております。
- Q４：JDCAで特に人気なのはどんな講座でしょうか？
山口さん：ベーシックコースの中ではグリーンスタイルが大変人気です。葉っぱならなんでも良いのではなく、グリーンにも様々なスタイルがあり、学びたいという方が多くいらっしゃいます。時代的にも今はグリーンの需要が高いようで、多肉植物やミニ盆栽など、トレンドもしっかり取り入れております。
ディスプレイコーディネーターやお花教室の先生などが多く来られますが、自分の商品を素敵に見せたいハンドメイド作家さんにとっても、ディスプレイ要素はとても大切です。ベーシックコースでは自己PRや商品の見せ方を学ぶことができるので、実践で非常に役立つ内容となっております。
- Q５：JDCAの会員様はどんなご活躍をされていますか？
山口さん：みなさんご自身のライフスタイルやお仕事に合わせて活躍されています。元々インテリアコーディネーターをされていた方は、JDCAで学んだことをお仕事に活かし、活動の幅を広げられております。
他にも、卒業後にJDCAでセミナーを開催していただいたり、自身の経験を踏まえてスタイリングの基礎知識を講師として教えたりしている方もいらっしゃいます。
- Q6：JDCAを卒業後、横浜ディスプレイミュージアムの店舗はどのように活用することができますか？
佐伯さん： 横浜ディスプレイミュージアムの横浜本店にはディスプレイに必要なアイテムが全て揃うので、例えばインテリアコーディネーターさんの場合は、全国の現場へスムーズにアイテムを発送することができます。お花や雑貨、敷物などの買い付けを一店舗でできるのは、大きな魅力だと思います。
また、店舗では春夏秋冬はもちろん、流行や需要に合わせてディスプレイや商品を入れ替えており、定期的に来ていただくことでアイデアや閃きを得ていただくこともできます。ディスプレイをそのまま購入することもできるので、コーディネーターさんから作家さんまで様々な業種の方にぜひ来ていただきたいですね。
- Q7：これから横浜ディスプレイミュージアムに行ってみたい方、入会の検討をされている方へ向けてのメッセージをお願いします。
佐伯さん：幅広い種類の資材を取り揃えており、ものづくりが好きな方にとってはワクワク感がある空間になっているので、ぜひ一度試しに足を運んでいただきたいです。
基本的に業務会員制のお店になっておりますが、一般の方でも来店、商品が購入でき、メール会員などになっていただくと一般会員向けのちょっとした割引もございます。もちろん、ハンドメイド作家さんは会員価格で購入できるご用意がありますので、ぜひ一度ご来店・お問い合わせください。
山口さん：JDCA のベーシックコースは1回完結で学べるので、ちょっとやってみようかな？と思われる方は、ぜひ楽しさを知っていただきたいです。日々のお仕事やライフスタイルが豊かになると思います。
同じ分野が好き、同じような目標を持つ仲間も増えるので、コミュニケーションが取れてお仕事につながったり、卒業生を集めた交流会もあったりするので、色々な繋がりができるのも魅力です。
JDCA（ジャパンディスプレイクリエイターアカデミー）
ディスプレイクリエイターを育成する専門アカデミーとして、ディスプレイワークの全行 程をひとりで担える人材を目標とした包括的なカリキュラムを実施。クライアントニーズに 則し、自身の感性を活かした企画を具現化する「ディスプレイクリエイター」を養成しています。
HP：http://www.jdca.jp/
横浜ディスプレイミュージアム
国内最大級のディスプレイ・デコレーションアイテム専門店。約1,000坪の売り場にはアーティフィシャルフラワー・グリーンを中心に自社開発商品約20,000点が一堂に会し、ディスプレイに関する情報発信基地となっています。実際の店舗を想定した活用例やコーディネートのヒントの提案、商品の販売を行っています。
HP：https://www.displaymuseum.co.jp/
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