ハンドメイドの販売サイトCreemaで賢く出品するためには、手数料を把握することが大切です。この記事ではCreemaの成約手数料や振込手数料、minneや他社との比較、販売サイトの選び方などを詳しくご紹介します。
◆目次
◆Creemaの手数料
Creemaの手数料は、大きく分けて「成約手数料」「振込手数料」の2つです。
Creemaの成約手数料
| 対象 | 成約手数料 |
| 作品、素材の販売 | 11％（税込） |
| フード類の販売 | 一律15.4％（税込） |
| 台湾、香港サイトでの販売 | 一律21％（税込） |
参照：https://www.creema.jp/page/creator/getting-started
Creemaではほとんどのハンドメイド作品は「作品、素材の販売」に当てはまるため11％が成約手数料となります。ただし、フード類に関しては一律15.4％となるので注意が必要です。
また、台湾、香港サイトで販売する場合は一律21％、別途1取引あたり42円（税込）の決済手数料がかかります。海外向けの出品を考えている方は確認しておきましょう。
Creemaの振込手数料
| 対象 | 振込手数料 |
| 受け取り売上 合計30,000円未満 | 176円（税込） |
| 受け取り売上 合計30,000円以上 | 275円（税込 |
| PayPay銀行への振込 | 金額に関係なく一律55円（税込） |
| スピード振込機能 | 振込対象金額の3.56％（税込） |
参照：https://www.creema.jp/page/legal/trading
Creemaの振込手数料は受け取る売上の合計金額により異なり、30,000未満の場合は176円、30,000以上の場合は275円になります。ただし、PayPay銀行への振込のは一律55円になるため、お持ちの方は利用するとお得になります。
また、申請の翌営業日に振り込まれる「スピード振込機能」をご利用の場合は、振込対象金額の3.56%が手数料として必要になります。
ちなみに、Creemaでは売上の振込申請を行った月の翌月末に振込されます。
出品や登録は無料
Creemaへの登録、作品の出品は全て無料で行えます。作品が売れるまでは手数料が必要ないので、安心して出品できます。
送料は自分で設定できる
Creemaでは、商品ごとに送料を自分で設定できます。また、一定額以上もしくは一定数以上の購入者へ向けて送料を無料にできる設定もあります。
例えば「5,000円以上の購入で送料無料」や「3点以上の同時購入で送料無料」などのように設定できるので、購入者の購買意欲を高めたり、お得感をアピールすることが可能です。
◆他社と比較 minne、iichi、BASEの手数料は？
| Creema | minne | iichi | BASE | |
| 登録料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 出品料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 販売（成約）手数料 |
11％（税別）※1 |
10.56％（税込） | 20％（税込） |
プランにより異なる※2 |
| 振込手数料 | 176円もしくは275円 （PayPay銀行の場合：55円） | 一律220円 | 一律160円（PayPay銀行の場合：55円） | 一律250円 |
参照：https://help.minne.com/hc/ja/articles/4406252730003、ttps://help.iichi.com/hc/ja/articles/360000025642、https://thebase.com/price/
※1：フード類：15.4％、香港・台湾サイト：21％
※2：スタンダートプラン：サービス利用料3％＋決済手数料3.6％＋40円、グロースプラン：月額16,580＋決済手数料2.9％
Creemaの利用を考えるとき、minneなど他社と比較したいという方も多いのではないでしょうか。こちらの表のように、各手数料はサービスにより異なります。
販売手数料を見るとminnneとCreemaが安値ですが、振り込み手数料はiichiが最も安値になっています。また、自分だけのネットショップを作成できるBASEはプランにより手数料が変わるので注意が必要です。
いずれの場合も登録や出品などの初期費用は無料になるため、まずは使用感を試してみながら、自分に合ったサイトを選ぶのもおすすめです。
Creemaと比較する方が多いminneの手数料についてはこちらの記事も参考にしてください。
minneとCreemaを徹底比較！それぞれの特徴と違いを理解しよう
◆販売サイトの選び方
Creemaをはじめとするハンドメイドを販売できるサイトはたくさんあるので、いざ出品したいと思っても悩みがちです。ハンドメイドの販売を成功させるためには、サイトの機能や自分の作品と合ったところを探すようにしてみましょう。
スピード振込などの機能で選ぶ
ご紹介したようにCreemaにはスピード振込機能があり売上をすぐに受け取れる仕組みがあったり、PayPay銀行への振込は安値になったりします。このような機能は販売サイトにより異なるため、自分にとって便利でお得になるサイトを選ぶのもひとつの選択肢です。
作品のジャンルやサイトの特徴で選ぶ
ハンドメイドを販売できるサイトにはそれぞれ特徴があるため、自分の作風に合ったサイトを選ぶのもおすすめです。例えば初心者の作家さんは出品しやすいminneやCreema、フリマアプリを選んだり、経験者の方はプロの利用も多いiichiを選ぶなど、サイトの特徴を把握した上で選ぶとスムーズに販売することができます。
こちらの記事ではハンドメイドを販売できるサイトについて詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ハンドメイド販売のおすすめサイト9選｜初心者でも売れる方法と注意点まで
複数のサイトで販売してみるのもおすすめ
いくつかの販売サイトで迷っている場合は、複数のサイトで同時に販売するのもおすすめです。一度使ってみないと分からない部分もあるため、色々と試しながらぴったりなサイトを見つけるのも良いでしょう。
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◆手数料を理解して上手にハンドメイド販売をしよう！
Creemaの手数料や、minneなど他社との比較をご紹介しました。手数料は各サイトにより異なりますが、どのサイトも良心的で、使いやすい仕組みになっています。まずは出品に挑戦してみて、自分に合ったスタイルでハンドメイド販売をしてみましょう。
※本ページの内容は掲載時の情報です。最新情報は各サービスのホームページをご確認ください。
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